石神夏希
劇作家
劇作家。1999年より演劇集団「ペピン結構設計」を中心に活動。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。2002年『東京の米』にて第2回かながわ戯曲賞最優秀賞受賞。2004年、同作品にて東京国際芸術祭リージョナルシアターシリーズ出場。
2011年以降は劇場の外での活動に軸足を移し、国内外で都市やコミュニティのオルタナティブなふるまいを上演する演劇やアートプロジェクトを手がける。近年の主な仕事に「東アジア文化都市2019豊島」舞台芸術部門事業ディレクターおよび『Oeshiki Project ツアーパフォーマンス《BEAT》』作演出、「2019台北芸術祭ADAM Artist Lab」ゲストキュレーターなどさまざまなコミュニティと協働しながら活動を展開。
2020年より静岡へ移住。静岡市まちは劇場『きょうの演劇』企画・ディレクター(2021年度)、SPACー静岡県舞台芸術センターの委嘱による『弱法師』(2022)、『お艶の恋』(秋→春のシーズン2023-2024)『かちかち山の台所』(ふじのくに⇄せかい演劇祭 2024)など地域に根ざした活動に注力する一方、日タイの国際共同制作「パラレル・ノーマリティーズ」など静岡と海外の地方都市とを結ぶ創作活動にも取り組んでいる。