東アジア文化都市2019豊島の「スペシャル事業」として立ち上がった、地域密着のアートプロジェクトおよび公共空間を舞台としたツアーパフォーマンス。豊島区雑司が谷で江戸時代から続く伝統芸能「鬼子母神御会式」をテーマに、伝統を守り続ける法明寺(日蓮宗)と地域住民による御会式連合会の協力を得ながら、上海を拠点に活躍するパフォーマンスアーティストXiaoKe x Zihan、音楽プロデューサーの清宮陵一、建築家の嶋田洋平、編集者・移民研究者の安東嵩史らとクリエーションチームを結成。御会式が開催される3日間、多国籍な人々が暮らす池袋駅の反対側で、約50名のトランスナショナルな市民たちと共に「もうひとつのOeshiki」を立ち上げ、雑司が谷まで旅した末に伝統の御会式に合流するという企画を構想。池袋駅西口から雑司が谷まで約3時間半の大規模なツアーパフォーマンスを実施した。