ある地域の住民たちを紹介のみで組織化し「秘密結社GMC」を結成するプロジェクト。パフォーマンス当日、結社メンバーたちはまちの各所に潜伏し、観客はチョコレートの包み紙に隠されたヒントを頼りに彼らを探してまちに迷い込む。観客が結社メンバーたちに出会うことができれば、それぞれの生活や背景に基づく一対一のパフォーマンスが上演される。2015年に本牧でスタートし、オーストラリア・メルボルン(Asia TOPA参加)でのリクリエーション、本牧での再演を経てフィリピン・マニラの演劇祭「KARNABAL Festival」にてリクリエーション。マニラ郊外に位置するダンプサイトを中心に形成された集落・パヤタスで、母親たちのコミュニティとコラボレーションし、子どもから若者、お年寄りまで様々な住民たちで結社を結成。「彼ら自身が本当に聞いてほしいこと」を語るパフォーマンスを上演した。協力・NGO法人ソルトパヤタス