京都府の様々な地域の個性をアーティストが再発見するアーティスト・イン・レジデンス「大京都 in 舞鶴」に石神が招聘され、プロトタイプとして制作した。複数のリサーチャーが舞鶴のまちを訪れた印象や滞在した経験に基づき、石神が書き下ろした戯曲に沿って上演される、まちを舞台にした演劇作品。《青》という架空の登場人物が、架空の街・M市に滞在する2017年10月23日から11月5日までの14日間の生活をノンストップで、ひとつの演劇として上演。観客は前日までに公開される戯曲を読み、特定の日時と場所に居合わせることで《青》の上演する滞在生活を目撃した。またその日常(=上演)はTwitter、ブログ、FMラジオ放送、新聞など、さまざまなメディアを通じて記録・発信された。キュレーション:吉田雄一郎(城崎国際芸術センター・プログラムディレクター)