Tokyo Art Research Lab「思考と技術と対話の学校」が開講した「東京プロジェクトスタディ」は、“東京で何かを「つくる」としたら”という投げかけのもと、ナビゲーターが参加者と共にチームを実践的なスタディ(勉強、調査、研究、試作)を重ねながら「アートプロジェクトの核」をつくるプログラム。石神はプログラムオフィサーである嘉原妙(アーツカウンシル東京)と共に、2018・2019年度の二期に渡りメインナビゲーターとして“「東京でつくる」ということ”と題したスタディを担当。ナビゲーター自身が同時期に進行していたプロジェクトと向き合い、改めて「つくる」動機を問う姿を見せながら、多様な背景を持つメンバーそれぞれが2020を目前に「いま東京でつくるということ」を深め、言語化し、思いも寄らない動機の発見へと導かれていくプロセスに伴走する「稽古場」のようなプログラムを目指した。