「遠くに出かけるのをやめてみたら、同じまちで暮らす人たちのことを、もっと知りたくなりました。いつも挨拶するだけのご近所さんに。長い付き合いの友人に。今日も隣にいるあの人に。ちょっと聞いてみたい、でも聞いたことのない23の質問です」―2020年、コロナ禍で鎌倉にゆかりのあるクリエイター3名(サウンドアーティストの瀬藤康嗣、映像作家の中村早紀、劇作家の石神夏希)が始めたインタビュープロジェクト。老若男女、さまざまな「隣人」たちが伏せた23枚の質問カードから3枚選び、カメラの前で即興で答えた映像をウェブ上にアーカイヴ。いつか出演した「隣人たち」が一堂に会して上映会を開催し、再会を祝う日を目指す。