年間200万人以上が訪れる世界最大級の水族館「海遊館」で毎年テーマを変えながら開催される特別展の企画、コーディネート、展示設計を㈱ロフトワークが支援。「住(すまい)」をテーマに、生きる工夫や暮らし方が特徴的な魚たち13種約115点、約10ヶ月間におよぶ展示を企画・制作・実施したプロジェクト。「あえて説明しすぎないことで興味をかき立てる感性的なアプローチ」というコンセプトのもと、石神は「物語」担当として建築家、イラストレーター、デジタルアーティスト、音楽家らと協働。ファンタジックな世界観とやさしい言葉づかいで「まるで絵本の中に飛び込んだような」展示空間を目指しつつ、海の生き物たちと日々触れ合う水族館職員たちへのインタビューと科学的な情報に基づきテキストを制作した。